2016/09/22
英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は9月21日、2016~2017年の世界大学ランキングを発表した、と読売新聞(9/22)が報じた。同紙によれば、東京大は昨年の43位から39位に順位を上げたものの、アジア地域では昨年の3位から4位に下がった。日本政府は2013年に10年間でトップ100位に10大学以上をランクインする目標を掲げた。しかし、今年は東大と京大(91位)の2校しか入らず、目標は遠いままだ。
躍進したのはアジアの他大学。アジア首位はシンガポール国立大で、世界順位も昨年の26位から24位に上げた。中国は北京大が42位から29位に、清華大は47位から35位と、いずれも東大を上回った。その他の日本の大学は、東北大が201~250位、大阪大と東京工業大が251~300位だった。英オックスフォード大が1位、米カリフォルニア工科大が2位となるなど米英の大学が上位を占めた。