2016/10/13
日本英語検定協会(英検)は、2017年度から2次試験を2日間設けることを発表した、と総合情報のリセマム(10/13)が報じた。同情報によれば、部活動や学校行事などで日程が重複することに配慮したもので、新日程により大学や高校受験の出願に間に合うように成績表が届くことになる。全国で団体受験をする中学や高校が年々増加し、年に3回の検定では部活動や公式大会、学校行事と英検の日程が重なり、別日程で受験できないかという要望が寄せられていた。
さらに、外部資格・検定試験の活用が広がっており、英検のスコアが大学入試や高校入試に提出する可能性も高いことから、通常より1週間日程の早まるA日程を設定。AO出願や推薦入試出願に間に合うように成績表が届く。第1回であれば7月17日必着、第2回であれば11月20日必着で成績表が届く設定となっている。団体申込の場合は中学校・高校の受験者は全級でA日程となり、小学校・その他の団体の受験者は1級・準1級はA日程、2級・準2級・3級の受験者はB日程となる。ただし、学校行事や部活動などの公的な理由で指定日程に受験できない小学校、中学校、高校の団体申込受験者は、学校長からの書面での依頼を提出することでもう一方の日程に変更することが可能となる。