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革新的大学ランキング:論文減で日本勢が軒並み後退、東京大は21位

2017/10/08

 ロイターがまとめた2017年の「最も革新的な大学」ランキング(100校)は、米スタンフォード大が3年連続で首位となった。これを報じたシネマトゥデイ(10/8)によれば、トップ10には昨年の10校中9校が残り、上位に大きな変動はなかった。今年で3年目となる「ロイター・トップ100」では、特許の出願件数、論文での被引用回数など10項目で各大学を調査し、ランク付けしている。スタンフォード大に次ぐ2位と3位も、前年と同じ米マサチューセッツ工科大(MIT)と米ハーバード大が入り、4位は米ペンシルベニア大が昨年の8位からランクアップ。ベルギーのルーヴァン・カトリック大(ベルギー)が欧州最高位の5位だった。

 一方、アジアから上位20校に入ったのは2校のみで、韓国科学技術院(KAIST)が6位、同じく韓国の浦項工科大が14位だった。日本勢は、論文発表数が2015年までの10年間で大幅に減少したことなどを背景に大きく後退。東京大は21位(5ランク低下)、大阪大は24位(同13ランク)、慶應義塾大は78位(同25ランク)。今年100位以内に入った日本の大学のうち6校が順位を下げ、九州大だけが79位から68位に上げた。

 

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