2019/08/09
立命館アジア太平洋大学(APU・大分県別府市)の7月16日付ホームページによると、同大学のカフェテリアでの人気メニュー、タイカレーをレトルト製品にした「世界の出口カレー」がレッド・グリーンの両タイプともにハラール認証を取得した。
この商品は、食品加工会社・株式会社成美(大分県豊後大野市)が製造・販売し、立命館生活協同組合が大学学内での販売を担当する共同事業で完成した。ハラール認証とは、商品やサービスがイスラム教の戒律を満たしていることを認定するもので、各国・地域にある認証機関が審査・発行し、認定を受けた商品には認証マークが表示される。
同大学では、2000年の開学当初よりカフェテリアのメニューにタイカレーが加わり、以来不動の人気メニューに。2007年の初代「APUカレー」、2018年秋の三代目「世界の出口カレー」の発売を経て、今回の認証取得となった。国産レトルトカレーでのハラール認証取得は全国でも珍しく、九州では初めてのケースという。同大学・出口治明学長、㈱成美の岩切知美社長、商品開発を担当した立命館生活協同組合APUショップ・森山美里店長らを始め、開発や認証に関わった関係者が、広瀬勝貞大分県知事へ表敬訪問し、ハラール認証取得の報告を行った。
(立命館アジア太平洋大学HP:http://www.apu.ac.jp/home/news/article/?storyid=3113)